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ARMA/OGL管理ツール(以下管理ツール)は、インストーラで行った各種設定や各種ハードウェア・ソフトウェア設定などを統合して行えるツールです。可能な限り広い場面で設定が可能なように管理ツールには複数の起動法があります。
| 3.1.1 GNOMEデスクトップから開始する場合
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GNOMEデスクトップから開始する場合は下記のようにパネルから開始してください。
ルートパスワードを尋ねられますので入力してください。
KDEデスクトップから開始する場合は、「K」-「アプリケーション」-「設定」から下記の項目を選択してください。
ルートパスワードを尋ねられますので入力してください。
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ランレベル 4 で起動する場合は、GRUB で起動設定を書き換えます。
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| GRUB version 0.97 (638K lower / 2086400K upper memory)
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| | ARMA 3.0 (2.6.31.6-smp) |
| | Windows |
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| Use the ↑ and ↓ keys to select which entry is highlighted.
| Press enter to boot the selected OS, 'e' to edit the
| commands before booting, or 'c' for a command-line.
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| The highlighted entry will be booted automatically in 10 seconds.
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起動時に、このような GRUB メニューが表れたら[↑][↓]で ARMA の行を選択し、[e]を押して修正画面に入ります。
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| root (hd0,1) |
| | kernel /boot/vmlinuz-2.6.31.6-smp root=/dev/sda2 vga=0x301 |
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ここで、kernel 行を選択して、また[e]を押して行修正モードに入り、行末に 4 を追加し、[Enter]を押します。
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| root (hd0,1) |
| | kernel /boot/vmlinuz-2.6.31.6-smp root=/dev/sda2 vga=0x301 4 |
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ここで[b]を押せば、ランレベル 4 で ARMA が起動し、管理ツールが起動します。
いずれかの方法で起動すれば、次のように管理ツールのスタート画面が表示されます。
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カーネルの引数に「4」を追加する、というのが作業の意味合いになります。
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コンソール等から起動した場合等は下記のようなスタート画面が表示されます。
X版でも非X版でも設定のロジックは共通です。またごく一部のメニュー(プリンタ設定とブートエントリ設定)のみは非X版だけに設定項目があります。
管理ツールを起動した後はインストーラと同様の操作で各種ツールを使うことができます。なおこの後の章では、各分野の設定についてシステム管理の背景となる知識について詳説します。
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管理ツールは elk というインタープリタを使用して実行されています。このインタープリタには X 版と非 X 版があり、X Window System 下でもパッケージの整合性が不十分な場合などでは自動的に非X版を起動します。例えばアップデート中などがこれに該当します。
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