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UPD-2008-1
 
 
1 サマリ
 
 
対象システム
ARMA2.1
パッケージ
jma-receipt-ogl
概要
診療報酬改正対応
 
 
 
2 詳細
 
 jma-receipt-ogl パッケージを更新しました。平成 20 年 4 月診療報酬改正に対応したバージョンになります。詳細は以下の URL をご参照下さい。
 
日医標準レセプトソフト◆ ver 4.2.0(sarge/etch) パッケージ提供
 
 
 アップデート後の jma-receipt パッケージのバージョンは 4.2.0-0+3jma1o101 になります。
 
 
3 対処方法
 
 今回のアップデートはメジャーバージョンアップのため、手作業での手順が多くなっています。以下をよくご参照の上、ひとつひとつ手順を実行してください。なお今回のバージョンアップではデータベースの構造の変更がおこわれますので、アップデート前に必ずデータベースのバックアップをおこなって下さい。またデュアル構成の場合はセカンダリサーバを先にアップデートしてください。
 まず ogl-admin から ORCA サーバを待機状態にした後、以下の作業を順におこないます。
 シングル構成の場合とデュアルのプライマリサーバでは、最初にデータベースの構造のチェックをおこないます。チェックプログラムをダウンロード、ORCA ユーザで実行をおこないます。(このチェックはデュアルのセカンダリサーバでは行わないでください)
 
 
$ su
# su orca
$ cd
$ wget http://www.omoikane.co.jp/orca_update/jma-receipt-dbscmchk.tgz
$ tar xvzf jma-receipt-dbscmchk.tgz
$ cd jma-receipt-dbscmchk
$ sh jma-receipt-dbscmchk.sh
 
 
 データベース構造に不整合が発生している場合、jma-receipt-dbscmchk ディレクトリ以下に下記の名前のログファイルが作成されます。この場合は ARMA Net サポートまでご相談下さい。
 
 
jma-receipt-dbscmchk.log
 
 
 ここで exit をタイプするなどして root 権限に戻ります。以下のコマンドを実行し、パッケージのアップデートを行って下さい。
 
 
# apt-get update
# apt-get install jma-receipt-ogl
 
 
 途中に以下の質問を受けた場合は改行を入力してください。
 
 
Configuring X-ttcidfont-conf
----------------------------
  1. freetype  2. xtt
:-)  [1] 
 
 
 パッケージのアップデート終了後、ogl-admin から ORCA サーバを再度開始状態にします。その後日医標準レセプトソフトを起動し、以下の手順でマスタのアップデートをおこなって下さい。
 
[01 医事業務] → [92 マスタ更新]
 
 
 マスタ更新後に「構造 ver(自)」及び「構造 ver(ORCA)」の表示が以下であることを
 確認して下さい。
 
S-040100-1-20080115-1
 
 
 以下のコマンドを実行しマスタ更新のエラーを確認します。エラーがある場合は ERROR の文字列が出力されます。
 
 
  $ grep ERROR /var/log/jma-receipt/orca-db-install-4.2.0.log
 
 
 最後に以下のコマンドを orca ユーザで実行しデータベースの構造に不整合が発生していないことを再度確認してください。
 
 
$ cd jma-receipt-dbscmchk
$ sh jma-receipt-dbscmchk.sh
 
 
 以上でアップデートは完了です。
 [参考]
 
システムパッケージリリース情報【インストール説明】

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