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OSA-2008-44
ネットワークトラフィック分析ツールである ethereal にセキュリティ上の問題が発見されています。悪意をもって細工されたパケットを受けとった場合に DoS を被るもしくは意図しない情報の漏洩が発生する可能性が指摘されてます。今回のアラートで修正をおこなった脆弱性の一覧は以下になります。
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GSM SMS パケットの解析で DoS を被る可能性
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RMI パケットの解析でで意図しないメモリの内容を漏洩する可能性
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任意のパケットの再アセンブルで DoS を被る可能性
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Q.319 パケットの解析で DoS を被る可能性
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意識的に ethereal を動作させない限り問題が起きることはありませんが、常用的に ethereal を使用している場合はリモートからの任意のコード実行につながる可能性もありますのでアップデートをおこなってください。
詳細は以下の URL をご参照ください。
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「CVE-2008-3137」 Common Vulnerabilities and Exposures
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「CVE-2008-3141」 Common Vulnerabilities and Exposures
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「CVE-2008-4145」 Common Vulnerabilities and Exposures
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「CVE-2008-3933」 Common Vulnerabilities and Exposures
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「CVE-2008-4685」 Common Vulnerabilities and Exposures
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アップデート後の関連パッケージのバージョンは 0.10.10-2sarge9o501 になります。
root 権限で以下のコマンドを実行してください。
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# apt-get update
| # apt-get install ethereal
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