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OSA-2003-17
1 サマリ
2 詳細
ARMA 2.0/2.1 に含まれる OpenSSL にタイミング攻撃への脆弱性が発見されました。OpenSSL は RSA blinding が標準で無効になっているため、サーバで実行される特定の整数演算に関する時間を計測された場合にサーバの秘密鍵を取得される可能性があります。
ARMA 2.0/2.1 では openssl-ogl_0.9.6g-6o201 パッケージでこの問題を修正しました。より詳しい情報は以下の URL をご参照下さい。
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「CAN-2003-0147」 Common Vulnerabilities and Exposures
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「Timing-based attacks on RSA keys」 OpenSSL Security Advisory
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3 対処方法
OpenSSL のライブラリ(libssl)は Apache/PostgreSQL/proftpd をはじめとして広範に使用されています。パッケージのアップデートを行った後、OpneSSL を利用するすべてのアプリケーションを再起動してください。
root ユーザーで以下のコマンドを実行することでパッケージのアップデートを行います。
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# apt-get update
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# apt-get install openssl-ogl ssleay libssl-dev libssl0.9.6 openssl
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root ユーザーで以下のコマンドを実行することですべてのアプリケーションを停止させた後、デーモンの再起動を行います。
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