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UPD-2002-9
1 サマリ
2 詳細
Linux カーネル 2.4.19 をアップデートしました。以下の機能が拡張されます。
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ACPI がカーネル内蔵版から Source Forge 版になります。
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IPv6 がカーネル内蔵版から Usagi プロジェクト版になります。
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PC サウンド(ビープ音)のみのハードウェアで擬似的にサウンドを鳴らすドライバが収録されました。
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ARMA 2.1 の 2.4.19 カーネルでは、カーネル内蔵版の ACPI と IPv6 を使用していました。これは開発時点で 2.4.19 に対応していないことによります。2.4.18 カーネルでは Source Forge 版 ACPI と Usagi 版 IPv6 を使用してます。
また ACPI を用いると動作しない一部のコンピュータ用に、ACPI を削除したカーネルパッケージも作成されました。
3 対処方法
以下の手順でアップデートをおこなってください。
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# apt-get update
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# apt-get install kernel-2.4.19 kernel-2.4.19-dev
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SMP 版をお使いの方は、以下の手順でアップデートをおこなってください。
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# apt-get update
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# apt-get install kernel-2.4.19-smp kernel-2.4.19-smp-dev
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非 ACPI 版をお使いの場合は、以下の手順でアップデートをおこなってください。
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# apt-get update
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# apt-get install kernel-2.4.19-woacpi kernel-2.4.19-woacpi-dev
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非 ACPI 版カーネルは、一部の非標準的な ACPI 機構をもつコンピュータで必要になります。(Compaq EVO D510 等が該当します)
PC サウンドドライバはビープ音源のみのコンピュータ用のドライバです。本ドライバはあくまで擬似的なものですので音質はよくありません。
こちらをお使いになる場合は、カーネルをアップデートして新しいカーネルで再起動した後、以下のようにモジュールをインストールしてください。
ドライバのインターフェースは OSS 互換(通常の Linux サウンドドライバと同じ) ですので通常のアプリケーションをご利用になれます。
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