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OSA-2010-10
Web サーバの Apache2 にセキュリティ脆弱性が指摘されています。これは HTTPS(TLS/SSL) を使用した場合に中間者攻撃を受ける可能性があるという問題です。
今回の修正は、クライアントサイドの TLS/SSL 再ニゴシエーションを停止するもので、ほどんどの Apache2 設定で問題は修正されます。修正されないのはサーバサイドの TLS/SSL 再ニゴシエーションを悪用された場合で、これは SSLVerifyClient または SSLCipherSuite を Directory または Location コンテキストで使用している場合です。これはプロトコルデザインレベルの問題とされています。
この問題のより詳しい情報については以下を参照してください。
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「TLS/SSLv3 regotiation vulnerability explained」 Thierry Zoller
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「CVE-2009-3555」 Common Vulnerabilities and Exposures
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アップデート後の Apache2 関連パッケージのバージョンは 2.2.14-5o101 に上がります。
root になり以下のようにアップデートをおこなってください。
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# apt-get update
| # apt-get install apache2-mpm-prefork
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