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OSA-2006-60
 
 
1 サマリ
 
 
対象システム
ARMA2.2
パッケージ
xine-lib-ogl,ffmpeg-ogl
概要
動画ファイルを通じた任意のコード実行の可能性
危険度
1
 
 
 
2 詳細
 
 --動画再生ライブラリである xine-lib と動画ツールの ffmpeg にセキュリティ脆弱性が指摘されています。これはlibxine を使用したアプリケーションが、細工された動画ファイルを処理した場合、 任意のコードを実行されてしまう可能性がある、という問題です。ffmpeg についても同様の可能性があります。
 この問題の詳細については以下を参照してください。
 
「CVE-2006-4799」 Common Vulnerabilities and Exposures
 
「CVE-2006-4800」 Common Vulnerabilities and Exposures
 
 
 アップデート後の xine-lib 関連パッケージのバージョンは 1.0.1-1sarge3o201 に、ffmpeg は 0.4.8-0.2o201 に上がります。
 
 
3 対処方法
 
 root 権限で以下のコマンドを実行し、パッケージのアップデートをおこなって下さい。
 
 
# apt-get update
# apt-get install libxine1
 
 
 動画環境構築を完了している場合のみ、引き続き以下のように ffmpeg のアップデートを実行してください。動画環境構築を行っていない場合は以下のアップデート作業は必要ありません。
 
 
# apt-get install ffmpeg libavcodec1
 

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