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OSA-2005-39
 
 
1 サマリ
 
 
対象システム
ARMA2.0,ARMA2.1,ARMA2.2
パッケージ
xfree86-ogl, lesstif1-1-ogl, openmotif
概要
アプリケーションを介した任意のコード実行の可能性
危険度
2
 
 
 
2 詳細
 
 X ウィンドウシステムに含まれる画像ライブラリ libXpm に脆弱性が指摘されています。libXpm を使用したアプリケーションに、悪意を持って細工された xpm フォーマットの画像ファイルを処理させた場合、任意のコードを実行させらせてしまう可能性があります。
 また同様の問題がツールキットの LessTif と Open Motif にも確認されています。
 この問題についての詳細は以下の情報を参照して下さい。
 
「CAN-2005-0605」- Common Vulnerabilities and Exposures
 
 
 アップデート後の xfree86-ogl 関連パッケージのバージョンは、ARMA2.2 では 4.3.0.1-0o701 に、ARMA2.1 では 4.2.0-0o1301 に上がります。LessTif 関連パッケージのバージョンは 0.93.94-11.2o101 に上がります。また OpenMotif 関連パッケージのバージョンは 2.2.4-0o101 に上がります。
 
 
3 対処方法
 
 root になり以下のようにアップデートをおこなってください。
 
ARMA2.2 の場合
 
# apt-get update
# apt-get install xlibs lesstif1 libmotif3
 
 
ARMA2.1 の場合
 
# apt-get update
# apt-get install xlibs lesstif1
 
 
 
 ARMA2.1 の場合は libmotif3 はインストールされませんので、アップデートの必要はありません。システムに libmotif3 がインストールされている場合は ARMA2.2 同様にアップデートをおこなってください。

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