FAQ-90
質問
NVIDIA 社製のディスプレイドライバを使用する方法を教えてください
回答
現在 ARMA2.2 用の NVIDIA 社製ディスプレイドライバとしては、nv ドライバが XFree86 に含まれていますが、NVIDIA 社製の非オープンソースドライバには、最新機種への対応、パフォーマンス等でいくつかの性能上の優位点があります。(以降ではこの NVIDIA 社製のドライバを nvidia と呼びます)
このドライバは以下の URL で配布されています。
上記 Web ページからはソース形式(半バイナリ)の配布物をダウンロードすることができ、ここから添付ドキュメントに従ってコンパイルすることでユーザー自身で ARMA 用の設定をおこなうこともできます。
しかし nvidia ドライバはカーネルモジュールと X Window 側のドライバと両方に変更が必要で、手順繁雑になりますので、オモイカネでは ARMA Net リポジトリを通じて定期的に nvidia ドライバをカーネルと X Window ドライバの両方を提供しています。
現在の 2.4.26 以降の ARMA 用カーネルでは、以下のパッケージをインストールすることで nvidia ドライバを使用することが出来ます。
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xserver-xfree86 (4.3.0.1-0o500 以降)
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これらのパッケージを apt-get を用いてインストールしてください。またインストール後には /etc/X11/XF86Config-4 を編集する必要があります。
この編集は最初に管理ツール(ogl-admin)を使用して X Window 設定を行い、その結果を修正してください。管理ツールではデュアルディスプレイ設定をする場合でもシングルディスプレイとして設定してください。この他には特に注意する点はありません。
管理ツールでの設定が終了したら /etc/X11/XF86Config-4 ファイルを修正します。最初に Device セクションの Driver 行が以下のようになるように変更してください。
この行はインストール後や管理ツールで設定した後では "nv" や "vesa" となっています。またデュアルディスプレイを設定する場合には Device セクションに以下を追加します。
Option "TwinView" "on"
| Option "SecondMonitorHorizSync" "24.8-80.0"
| Option "SecondMonitorVertRefresh" "56.0-85.0"
| Option "Metamodes" "1024x768,1024x768"
| Option "TwinViewOrientation" "RightOf"
| Option "ConnectedMonitor" "CRT,CRT"
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SecondMonitorHorizSync, SecondMonitorVertRefresh 行には正しく2台目のディスプレイの周波数を記述します。Metamodes には解像度を指定します。また最後の ConnectedMonitor 行には2台のディスプレイのタイプを指定します。片方が DVI 接続の液晶の場合は、"CRT,CRT" でなく、"CRT,DFP" といったように指定します。
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