→FAQ 一覧に戻る
|
FAQ-59
質問
ARMA対応カーネルパッケージを独自の設定で作成したいのですが
回答
作業前のご注意
|
|
お客様の独自設定で作成されたカーネルパッケージをインストール後、ARMA が起動しない等、システムに問題が出てもそちらに対するサポートを行うことができないことを予めご了承いただけますようお願い致します。
|
|
|
|
作業手順および内容は、今後リリースされるカーネルのバージョン毎に異なる可能性があります。
|
|
|
|
2.4.16-ogl以前のカーネルをビルドされる場合は、旧 FAQ をご参照ください。
|
|
準備
パッケージをダウンロードするサイトをARMA Net に変更します。ogl-admin を起動し、「パッケージソース設定」→「デフォルトのメディア設定」にて ARMA Net(http) を選択して下さい。
ogl-admin 終了後、
この後 oglpパッケージをインストールします。oglp は ARMA 全般で使用しているパッケージ作成補助パッケージです。以下のようにインストールしてください。
ソースのダウンロード
|
$ apt-get source kernel-2.4.18
|
|
|
|
$ ls
| kernel-2.4.18-112
| kernel-2.4.18-112-0o1.dsc
| kernel-2.4.18-112-0o1.tar.gz
|
|
|
|
$ cd kernel-2.4.18-112
| $ ls -F
| Makefile* Notes build/ debian/ src/ stamp/
|
|
|
構築
oglp 形式
以下の手順で構築をおこないます。
|
|
アーカイブの展開・パッチあて等(スクリプトで自動化されています)
|
|
|
|
|
$ cp src/config/kernel-2.4.18 build/linux/.config
|
|
|
|
|
|
|
|
$ cd build/linux
| $ make menuconfig
|
|
|
|
|
|
|
ここで make xconfig を使用しても問題ありませんが、xconfig だと自動化できない設定ファイルを出力してしまう場合がありますので、最後にもう一回 make menuconfig をおこなうようにしてください。
|
|
|
|
作成した設定ファイルをパッケージ内のソースに配置します。
|
|
|
|
|
$ cp .config ../../src/config/kernel-2.4.18-cust
|
|
|
|
|
|
|
|
$ cd ../..
| $ fakeroot make binary-cust
|
|
|
|
|
|
|
しばらく待つと、カーネルパッケージとカーネルヘッダパッケージが作成されます。(場所はmake を実行した場所の一つ上のディレクトリになります) 待ち時間はプラットフォームによって大きく異なります。(数分から数時間)
|
|
|
|
|
$ cd ../
| $ ls *.deb
| kernel-2.4.18-cust-dev_112-0o1_i386.deb
| kernel-2.4.18-cust_112-0o1_i386.deb
| # dpkg -i kernel-2.4.18-cust_112o1_i386.deb
|
|
|
|
|
再起動後はブートローダ(grub)を操作し新しく作成したカーネルを起動します。
| |
|
→FAQ 一覧に戻る
ここで解説しております内容は、弊社でテストを行い動作を確認しておりますが、必ずしもすべての環境における動作を保証するものではありません。
また、実際の設定、インストール作業はすべてお客様の責任においてなされるものとし、当 FAQ を元に行われた作業によりお客様が被ったいかなる損害につきましても、弊社は一切の責任を負わないものとさせていただきますので、ご了承ください。 |
|