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OSA-2004-6
1 サマリ
2 詳細
tcpdump にリモートからの DoS 攻撃につながる可能性のある脆弱性が指摘されています。
tcpdump はネットワーク分析ツールですが L2TP プロトコルの処理に不十分なところがあったため、これを悪用された場合に tcpdump が DoS 攻撃を受ける可能性があります。ARMA では tcpdump 3.7.2-2o201 でこの問題に対応しています。
tcpdump をお使いでない場合はこの問題は特に影響はありませんが、使用している場合はアップデートをおこなってください。
この問題についてのより詳しい情報は以下を参照してください。
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「CAN-2003-1029」 Common Vulnerabilities and Exposures
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なお CAN-2004-55/57 につきましては、前回の tcpdump についてのアラート OSA-2004-4 およびバージョン 3.7.2-2o101 ですでに修正されておりますが、あらためて CVE の割当てがおこなわれましたので補足いたします。55 は RADIUS の属性に関するバグ、57 は ISAKMP メッセージの処理に関するバグの問題となります。
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「CAN-2004-0055」 Common Vulnerabilities and Exposures
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「CAN-2004-0057」 Common Vulnerabilities and Exposures
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3 対処方法
root になり以下のようにアップデートをおこなってください。
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# apt-get update
| # apt-get install tcpdump
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